自由保有権 Freehold

基本的にタイでは、外国人はコンドミニアム以外の、土地付きの不動産を所有することができませんが、実際には、外国人が実質上不動産の権利を保有する方法が確立されており、多くの不動産を保有しています。
例えば、サムイ島では、数百人の外国人が、リゾートビラを所有しています。 プーケットに於いては、1000人を超える外国人がビラやコンドミニアム等の不動産を所有しているのです。

外国人が不動産を保有するには、タイに株式会社を設立し(Thai Limited Company)、会社名義で不動産を所有することになりますが、権利を100%確率するためには、会社登記時に詳細にわたる確認が不可欠です。詳細なチェックを行わなかったり、仲介業者や、弁護士事務所の知識が不十分だと、後々取り返しのつかない問題が発生しますので、業者の選定は時間をかけて注意深く行う必要があります。

面積の測量単位

タイでは土地の面積、広さを表すのに、ライ、ガン、ワーという単位が使用されます。
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1 ライ = 4 ガン (or 1600㎡)
1 ガン = 100 ワー (or 400㎡)
1 わー = 4 ㎡
1 エーカー = 2.5 ライ
1 ヘクター = 6.25 ライ

土地の面積あたり(ライ、ワー)の価格をバーツで表記するのが一般的です。
コンドミニアムの価格は面積あたり(平米)の価格をバーツで表記するのが一般的です。

不動産仲介者選びの重要性

タイで不動産を購入する際は、日本で不動産を購入する時と比べて、より不動産会社選びが重要です。ある程度の時間をかけて、各種不動産取得に関する知識や市場を熟知した、信頼できる、独立した不動産会社を選ぶことが大切です。個人で不動産プロジェクトと直接契約するのは、客観的な判断を狂わせますので避けるべきでしょう。

支払パターン

サムイ島やプーケット等のリゾート地で、土地や土地付きのビラを購入する際の、一般的な支払パターンは、契約時に25%を支払い、その後は、建設の進行によって
残金を順次支払います。建物の壁と屋根が完成した時点で25%、ドア
や窓が設置された時点で25%、全て完成した時点で最後の25%を支払う のが一般的です。

コンドミニアムの所有

タイでは外国人が分譲コンドミニアムを購入することができ、自由保有権を持つ ことができます。外国人が購入可能なコンドミニアムは、敷地総面積が5ライ以 下であることと、外国人オーナーの割合が全体の49%を超えないこと等の条件が あります。
コンドミニアムには管理費や共益費がありますので、購入前の確認が必要です。
完成前のコンドミニアムを購入する際は、十分な注意が必要です。

外国人と婚姻関係にあるタイ人が不動産を購入する際は、不動産を購入する資金 は、タイ人の財産であって、結婚相手の外国人が提供した資金ではないというこ とを書面にする必要があります。

タイでは法律上、外国人もコンドミニアムを貸し出し、賃料を得ることが認めら れています。

借地権 Lease Hold

タイにおいて外国人は、土地に対して30年の長期借地権を設定することが可能です。
(30年毎の更新を2回含めて、計90年の借地権)
建物の建築許可を外国人の名義で取得して建物を建てます。
こうすることによって、土地と建物の権利を確保することができます。
タイ国では登記簿上の3年以上の借地権の設定は、土地登記局でのみ行えます。
契約書には、成人した自分の子供や、複数の人を加えることによって、万が一借主が死亡した場合も、
借地権を完全に引き継ぐことが可能です。
また、契約期間中に貸主が死亡した場合や、土地が転売された場合も、借主の権利は継続します。
追加条項として、契約の転売を可能にすること、また、将来的にタイの法律
が変わり外国人の自由保有が可能になった場合のことを想定して、その
際は売買契約を成立させて、自分の名義になるよう状況を加えます。
借地権の登記に必要な費用は、借地代の1.1%です。